選択実習(地域医療実習)の概要
目的・意義
大阪大学医学部では、6年次の4~6月に選択実習の期間を設け、うち5・6月で希望する学生には、地域の基幹病院や診療所での臨床実習を経験する機会(地域医療実習)を設定しています。これは、本学学生に医学部附属病院では経験できないような症例や医療を体験する機会として、また地域医療に貢献する人材を養成する観点からも重要なカリキュラムであると考えております。
実習期間
この選択実習は4週間単位で計3ラウンドからなり、このうち第2・3ラウンドにおいて地域医療実習を許可しております。
基本的には、4週間で1病院(診療所)の実習を想定していますが、学生の希望により複数の施設を実習することも認めております。学生は4年次の1月から7月まで、4週間単位で計6ラウンドの内科、外科を中心とした臨床実習(クリニカルクラークシップ)と、1週間単位で計15ラウンドの臨床実習(ポリクリ)を経験していることより、基本的な臨床能力は習得しているものと考えております。
指導方針・評価方法
指導方法に関しましては、各病院の方針にお任せしております。実習の評価につきましては、実習終了後に学生が作成する実習報告書を確認いただき、指導医のコメントをもとに本学で単位認定をさせていただきます。
ご不明な点は、医学科教育センター宛にご連絡くださればと存じます。
以上、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
令和5年10月2日
大阪大学医学部 医学科教育センター
センター長・教授 渡部 健二
〒565 - 0871
大阪府吹田市山田丘2 - 2
TEL:06 - 6210 - 8223