医学科共通カリキュラム

医学科共通カリキュラム 詳しいカリキュラムはこちら(PDFファイルが開きます)

  • 1年次から希望者を対象に、基礎医学系各教室が最新の研究などを紹介するプログラムを開講します。
    ここでは、生命現象の多様さ、医学研究のおもしろさ、医学研究への姿勢、長年の基礎研究がいかに先進医療に貢献してきたか、大阪大学医学部でどのようにして画期的な研究成果が生まれたかなどを感じ取って欲しいと思います。
    この研究紹介は、医学序説の講義終了後直ちに開始され、計15回を予定しています。ぜひ参加して、自分の興味のある研究分野を見つけてください。
  • 医学序説は、医学科の正規のカリキュラムですが、MD研究者育成プログラムでも重要な位置を占めています。本講義は、従来より、医学部入学直後の学生諸君の医学への関心を高めてもらうことを目的として開講してきました。
    平成21年度から、その内容を大幅に再編成し、大阪大学医学部の大先輩の先生方の特別講義と、現役教授による最新の臨床的話題を中心とした講義を実施しています。
    ここでも、医学を学ぶことの意義、研究のおもしろさなどをぜひ実感してください。
  • 1年次後期(第2セメスター)では基礎医学教室体験プログラムがあり、実際の医学研究の現場に触れることができます。複数の研究室を見学することができますので、直接研究室の雰囲気を味わってください。
    また、臨床や研究の現場に即した医学英語(選択性)も開講します。2年次(第3,4セメスター)では、さらに進んで、希望する研究室での研究が開始できます。
    2年次終了時に、3年次以降の本プログラム参加者を選考し、配属する基礎医学系教室を決定します。
  • 3年次より、選考されたメンバーによって本プログラムが本格的に開始されます。実際に各研究室で研究に参加し、研究手法、論理的思考能力、プレゼンテーションやディスカッション能力を養います。
    医学英語を修得する機会を設け、学会発表や短期の海外留学も積極的にバックアップします。
  • 本プログラム参加者を対象とした研究発表会を定期的に開催します。
    同級生や先輩の発表にも積極的に出席し、ディスカッションに参加してください。
    また、他学の学生との交流会にも参加します。研究成果がまとまった段階で、論文として発表し、研究者としての第一歩を歩み始めることになります。
  • 本プログラムは、正規の授業や実習と併行しておこなうため、まとまった研究の時間をとることが難しい場合もありますが、指導者と相談して綿密な研究計画を立て、正規の授業・実習終了後の時間、週末や祝日、休暇期間を有効に利用してください。また、正規のカリキュラムとして、3年次後期に約3ヶ月間の基礎医学講座配属を、5年次後期には2ヶ月間の選択実習期間を予定していますが、この期間中は研究に専念できる期間であり、ぜひ有効に利用してください。

卒業後の進路

  • 医師国家試験を受験し、医師免許を取得した後は、博士課程大学院への進学を原則とします。大学院入学試験は、筆記試験を免除し口頭試問のみとします。
  • 通常4年を要する博士課程を3年で修了し、学位(医学博士)を取得することを目指します。
  • 大学院修了後は、初期臨床研修に参加するか、引き続き研究を続行するかを選択することができます。
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  • 大阪大学大学院医学系研究科附属最先端医療イノベーションセンター
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  • MD研究者育成プログラム
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